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キャリアアップを目指す人間、特に、上に立とうとする人間は事実に対する正確な判断力が必要です。
思うのですが、これができない人は組織のトップ、もしくは「長」と名の付くポジションにいるべきではありません。 下に付く人間が迷惑です。 またさらに、思うのですが、この能力は後から見につかないような気もします。 ですので、これができない長を持つ組織は、常に間違った方向へ導かれてしまう事になります。 さて、この能力は何かを分析してみます。 まず、事実を事実として客観的に見る。 これができない人がいます。 常に何らかのフィルターを通して物事を見る人がいますが、それです。 また、受け売りの知識をフィルターにする人もいます。 まあ、とはいえ、人はなんらかのフィルターを持っているものですが、そのフィルターの透明度がどれだけあるかという話です。 フィルターが透明かどうかはその知識をより自分の知識として身につけているかどうかにかかっています。 他人のフィルターをそのまま使っては、その先が曇って見にくいのは当然です。 複数の事実をみて、ひとつの法則的なものを発見する。 事実を見る能力のない人は、背後の普遍的なものに気がつきません。 発見された法則、しかし、それには例外もある。 事実を見る能力のない人は、この例外に気がつきません。 目に見えない事実、つまり背後にある人間の感情や利害関係。 事実を見る能力のない人は、これを無視します。 だから、事実を見る能力のない人は、TVやマスコミ、各種メディア、インターネットの情報を鵜呑みにします。 結果として、何が大切で、何が大切ではないかの判断が自分1人でできません。 未来は過去の結果です。 そもそも、これがわかっていません。 今、目の前にある現象をTVを見るかのように、何も考えずに、ふーん、と見てるだけです。 モノの因果関係がわかってないということは、未来の予測ができないということです。 リスクヘッジができないどころか、常にリスクだけを拾うようになります。 そして、同じ事を何度も繰り返します。 結果として、組織は発展せず、上司と部下の関係も悪く、仕事がつまらなくなり、キャリアアップどころではなくなります。 この脳力というのは、前出の「学歴」は、関係ありません。 ロジカルであれという事でもありません。 スピリチュアルな能力でもありません。 ロジカルであり直感的である、総合力と呼ぶのが適当かも知れません。
学歴というのは日本の社会では重要です。
なぜなら、学歴の有無によって就職できる企業の幅が広がるからです。 公務員なども一定の学力を基準として採用をしています。 しかし、これは本来バカげたことです。 なぜなら大抵の場合、仕事ができるかどうかと、学歴とはまったく無関係だからです。 なのに、どうして大企業は有名大学からしか採用しないのか。 挙げれば色々理由は出てきますが、確率論以外の理由には、どれもピンと来るものはありません。 確率論というのは、やっぱり高学歴者は仕事でも優秀な成績を収める確率の事です。 まあこの話は別の機会でします。 さて、もちろん仕事には、学校の成績(偏差値)と直結するものもあります。 その場合は、学校の成績優秀者が仕事もできるという事になります。 しかし、世の中の仕事の大半は、学校の成績とは関係がありません。 例えば、営業がメインの会社で、体育会系出身者がもてはやされるのは、そこに理由があります。 礼儀正しさと顧客と上司には絶対服従の精神、体力で走りまわって気合いで契約を取る。 まさにスポーツの世界です。 これは極端な例ですが、つまりは、その人の人間性、性格、などが仕事の出来と大きく関連してくるわけです。 テレビ東京の「愛の貧乏脱出大作戦」などで、非常に簡単な事でも、それができない人がいます。 これは、その人が学歴がないからではなく、プライドが高いからというパターンがよくあります。 バカバカしくてできないのです。 学歴があってもなくてもプライドの高い人はいます。 あと、「仕事は頭でやるもの」と思っている人は、これも間違いで、「仕事は慣れ」です。 スポーツと同じで、何度も経験を積むことでできるようになります。 仕事には常に人間が介在するので、結果が一つだけとは限りません。 結果が一つだけなら、頭でそれを理解して、常に同じ方法でやれば良いのですが、そうではないのです。 そこに人が介在する事で、その結果を導くためプロセスが毎回変わるのです。 この辺りが理解できている人で、かつ、人間の行動科学を理解している人は、きっと仕事もできるはずです。 もちろん、これを理解するには、意識的でなくても良いのですが、普通はこれを「経験」で得るのです。 今、小さな会社で採用活動をして思うのは、やっぱり、これです。 仕事と学歴は無関係であるという事です。 < 前のページ次のページ >
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by koinusuke |